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2008.04.16(水)

盗みの罪

「お奉行様、うちの亭主を牢屋から出してやっておくんなさいまし! 一日も早く戻ってきて欲しいのでございます」

次郎吉の上さんは、途方に暮れてお奉行んとこに駆け込んだんだと。

奉行は尋ねた。

「次郎吉の刑の程は?」

「ひと月です」

「あい、分った。ところで、何を咎められておるのじゃ?」

「盗みでございます。餅を盗んだんでございます」

「わざわざ、こうして来られたということは、子にとっては良き父親であるか?」

「いえいえ、とんでもない。いつだって子供たちをぶん殴っては、賭け事ばっかりしてにございます」

「ほう…。ではでは、いい夫ではあるか?」

「いえいえ。あっちこっちの女と、しょっちゅう浮気して、そりゃ困ったもんでございます」

「ほう…さて。では、いったい、何ゆえにして早く戻って欲しいと望むのか?」

「はい。実は家の餅がもうすぐ無くなりそうなんでございます」



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