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2008.05.01(木)

奉行の行い

「どうじゃった? 木下殿の素行に問題が無しとなれば、もはや昇進は決まりなんじゃが」

「では、結果を報告致します。と、ある日のことでございます」

若い役人は帳面を取り出すと、おもむろに読み始めた。

「この日、朝から一時ほど川端のさる出逢茶屋にて。若き娘が添いておったとのこと。さらに、同日、昼を過ぎたところで艶のある女人と半時の舟遊び」

「ほお」

「夕刻には夜釣りと極め込んで、屋敷に戻りしは夜半過ぎ」

「木下殿のこと…なんたることか。許せはせぬぞ!」

そう聞いた役人は困った顔で、しかし、きっぱりと言った。

「恐れ多くも申し上げます。ここにはお奉行の後をつけておった…と、そう記されておりまする」



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